運送事業の許可を受けていない「白ナンバートラック」にヒラメの運送を委託したとして、愛媛県松山市にある水産会社の代表が23日、貨物自動車運送事業法違反の疑いで書類送検されました。
荷主側が摘発されるのは、今年4月に改正法が施行されてから全国で初めてです。

書類送検されたのは、松山市朝生田町にある水産物の輸出入などを行っている会社「サントラスト」と代表取締役の57歳の男性です。

調べによりますと、「サントラスト」は、今年4月、相手が国の許可を受けていない「白ナンバートラック」と知りながら、2回にわたって韓国から輸入された、生きたヒラメの運送を有償で委託した疑いが持たれています。

ヒラメは、山口県の下関港から徳島県の市場を経由して東京の豊洲市場まであわせて400匹が運ばれ、「サントラスト」は76万円を支払ったということです。

調べに対し、代表取締役の男性は「委託先が白トラックであることは知らなかった」と容疑を否認しているということです。

貨物自動車運送事業法が改正され今年4月に施行されてから、白トラックに運送を委託した荷主も処罰の対象となっていて、全国初の摘発となりました。

一方、無許可で運送をした宇和島市の水産業者の経営者も書類送検されていて、調べに対し「白トラックが違法であることは知っていた」と容疑を認めているということです。

また、「サントラスト」の代表取締役の男性は、あいテレビの取材に対し、「委託先が白トラックだとは知らなかったし、法律が改正されたことも認識していなかった」と話しています。