補助金の交付手続きを忘れ、発覚を免れるため自腹で交付先に金を振り込んでいたとして、愛媛県久万高原町は19日、20代の男性職員を減給の懲戒処分にしたと発表しました。

減給10分の1、12か月の懲戒処分を受けたのは、久万高原町の20代の男性主事です。

町によりますと、男性主事は昨年度、道路整備事業の補助金事務を担当していましたが、2つの林道管理組合に対する補助金あわせて5万4300円について、去年11月までに行うべきだった交付手続きを放置していたということです。

男性主事は発覚を免れるため、去年12月、自分の資金を町の名義で組合の口座に振り込み、公金が支出されたように装っていたということです。
先月、昨年度の会計をチェックした際、執行されていない予算が見つかり発覚しました。

町の聞き取りに対し、男性主事は「失念していたことに気付き、自分で払う方が早いと思った。申し訳ない」と話しているということです。

久万高原町は「職員の管理・指導を徹底したうえで綱紀粛正に努め、町民の皆様の信頼回復に向けて取り組んで参ります」とコメントしています。