愛媛県久万高原町では24日までの大雪の影響で2人が死亡したほか、一部の地域で停電が続いています。
久万高原町では23日観測史上最高となる76センチの積雪を記録していて、25日も住民らが雪かきに追われました。
(住民の男性)「「十何年ぶりくらいの大雪国交省などに(雪かきを)頼んでいるがなかなか向こうも手が回らないみたい」
また、こちらの道の駅では屋外に設置していたテントが雪の重みで倒壊したということです。
(道の駅の従業員)「(雪の)重みで曲がっている24日までこちらに上がって来られなかったので今来て、こんな状態」
久万高原町では23日町内中黒岩の県道で60代の男性が雪の中に倒れているのが発見され、その後死亡が確認されたほか、町内黒藤川でも24日、崖から転落したとみられる90代の女性が雪の中で亡くなってるのが見つかっています。
また四国電力送配電によりますと、25日午後5時現在、町内のおよそ70戸で停電が続いているということです。
一方、町内では自衛隊が除雪作業や住民の安否確認などにあたっていましたが、緊急を要する対応が完了したとして、県が25日午後6時に撤収を要請しました。