■「確率」よりも見るべきもの
では、日本全国どこにでも活断層のリスクがある中で、私たちは「確率」という数字とどう向き合えばよいのでしょうか。
西村教授は、確率の数字そのもので判断するのではなく、その場所で地震が起きた場合の「揺れの大きさ(=予測値)」も見てほしいと話します。
J-SHISでは、その場所で想定される予測震度(=計測震度の期待値)や、地震の規模を確認することができます。
(京都大学防災研究所 西村卓也教授)
「(地震の)予測というのは、いろいろバラツキがあるわけですね」
「(震度の期待値とは、)期待される確率が高いものですので、簡単に言い換えるとすると『予測値』と言い換えてもいいんじゃないかなと思います。活断層が近くにあるということは、それだけ大きな揺れが期待されるわけです」
確率はあくまで発生頻度を示す副産物。
重要なのは、確率が低いからといって、実際に地震が起きた時の揺れが小さくなるわけではない、という事実です。








