1%だから『確率が低い』と捉えてはいけない――。
政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は1月14日、2026年1月1日が基準となる最新の「主要活断層の長期評価」を公表しました。
主に時間の経過によって更新されるもので、今回新たにSランク加わった活断層はありませんでした。
一方、ニュースでよく目にするのは、日本列島が赤や黄色で色分けされた「全国地震動予測地図(=今後30年以内に震度6弱以上に見舞われる確率の地図)」です。
一見して確率が低く見える「黄色(=0.1%以上3%未満)」の地域は安全なように見えますが、私たちはこの色を正しく理解できているでしょうか。
私の住む場所は、地図で黄色だから大丈夫―。そう思っているとしたら、それは誤解かもしれません。
実際、2026年1月6日に発生したM6.4と推定される島根県東部の地震も、最大震度7を観測した2年前の能登半島地震も、いずれの地震も「黄色」など比較的確率が低い地域で発生したものです。
「黄色=安全」ではないのに、なぜ“危険度が低い”ように見えてしまうのか。そして、確率の意味をどう受け止めればいいのか。
地震調査委員会の委員を務める、京都大学防災研究所の西村卓也教授に聞きました。









