専用回線とスパコンの組み合わせで実現

岐阜で観測されたプラズマの情報は、通常のインターネット回線のおよそ400倍のデータ通信が可能な「SINET6」(サイネット・高速学術情報ネットワーク)と呼ばれる専用回路を通じて、スーパーコンピューターの設置された青森へ送られ、解析されます。そして今度は、最適な制御方法が、青森から岐阜へと送り返されます。

この、往復およそ2000キロの距離を経たデータのやり取りを繰り返し行いつつ、プラズマの温度や密度を目標通りにコントロールすることに成功したということです。