旧別子銅山の産業遺産を全国にPRしている、愛媛県立新居浜南高校ユネスコ部の生徒たちが、JICAの研修生を対象に英語でガイドを行いました。

新居浜市のマイントピア別子を訪れたのは、開発途上国から来日し、四国の大学で学んでいるJICAの研修生14人です。

ガイドを行うのは新居浜南高校ユネスコ部の生徒たちで、旧別子銅山の歴史や当時の生活などについて英語でガイドしました。

JICAの研修生たちは、高校生が出すクイズに答えるなどしながら楽しく学んでいました。

(ニカラグアから・グラドナスさん)
「別子銅山の歴史を説明してくれました。とても分かりやすい言葉を選んで使ってくれたので、すごくよく分かりました」

(ユネスコ部3年・藤原正士さん)
「ちゃんと説明は出来たが、緊張して説明しにくかった。次はもっともっといろんなことを楽しませる」

(ユネスコ部3年・渡邉琉奈さん)
「少しでも日本や新居浜の良さを知っていただけるように、英語は慣れないですけど、ゆっくり丁寧に話しました」

新居浜南高校の生徒たちは、旧別子銅山などの観光資源を生かし、全国から修学旅行生を呼び込む活動などを続けていて、今後も地元のPRに取り組むことにしています。