JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が運行開始から26日10年を迎え、松山駅で記念式典が行われました。
運行開始から、26日で10年を迎えた観光列車「伊予灘ものがたり」。
JR松山駅で行われた記念式典には、メッセージやシャボン玉がデザインされたラッピング列車がお目見えしました。
(松山商業高校書道部部長・大久保花鈴さん)
「26日のために一生懸命練習に取り組んできました。ぜひご覧ください」
松山商業高校の生徒による書道パフォーマンスが披露され、海沿いを走る列車が色鮮やかに描かれた幅2メートルの紙に、感謝の思いなどが力強い筆使いで書き込まていきました。
(JR松山駅野本明人駅長)
「伊予灘ものがたり、出発進行!」
式典のあと、乗客を乗せた列車は、八幡浜に向けて走り出しました。
(JR四国・長戸正二専務取締役)
「最初は右も左も分からない状況で始まった。本当に地元の皆さまが協力してくれて、自然発生的に『お手振り』をしてくれて、本当にありがたい。地元の皆さんのおかげでここまでやってこれたので、感謝している」
JR四国によりますと、「伊予灘ものがたり」の乗車率は運行開始以降、9割程度で推移しているということです。








