愛媛県松山市内の道路で酒酔い運転をしたとして、道路交通法違反の罪に問われている税理士の男に対し、松山地裁は22日、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは愛媛県砥部町大南の税理士・池内弘幸被告68歳で、今年6月、愛媛県松山市内の市道を泥酔状態で軽乗用車を運転したとして、道路交通法違反の罪に問われています。
松山地裁で開かれた22日の判決公判で、高場理恵裁判官は「対向車線に何度もはみ出し、複数の自動車に衝突しながら停止しない運転はアルコールの影響も一因で、極めて危険」と指摘しました。
一方で、「罪を認め、今後は家族の監督に従い、運転を止めて通院などを始めると述べている」などとして、拘禁刑10か月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。求刑は拘禁刑10か月でした。