愛媛県に住む高校3年生(当時)の金子諒哉(かねこ まさや)さん。

言葉が出づらかったり、同じ言葉を繰り返したりしてしまう「吃音症」と向き合いながら日々を過ごしています。

そんな彼が挑戦したのは「カフェの店員」でした。(2024年10月6日放送)

「風船をずっと膨らませているような…」100人に1人が当事者『吃音症』とは?

金子諒哉さん
「僕は単語の最初の文字を繰り返してしまう」

言葉が出づらかったり、同じ言葉を繰り返してしまったりする「吃音症」。発症する原因ははっきりとは分かっておらず、全国で約120万人、100人に1人が当事者であると考えられています。

一番言葉がつかえてしまうのは、学校の授業中。
例えば、英語の授業中に教諭から英文の日本語訳を質問されたとき……

金子さん
「幸せも減少する」

この一言を言い切るのに約13秒かかりました。

金子諒哉さん
「風船をずっと膨らませているような(感覚)。息苦しさとお腹の筋肉がすごく使われている感じがしますね」