最後の発見から50年…絶滅認定は「再評価が必要な時期」
愛媛県西部の八幡浜市にも、生きたカワウソに出会った人がいました。

小学校の教諭だった坂本善彦さん(82)は、沖に浮かぶ大島の小学校に勤めていた60年前の夏、大きな竹かごで捕獲されたカワウソを見たといいます。
坂本善彦さん
「とてもつややかでキツネ色をした毛並みに驚嘆しました。そして意外と体が大きくて、印象としては(両手を肩幅よりやや広く広げ)これぐらいあったでしょうか」
県内で最後にニホンカワウソが確認され、今年4月6日で50年。
県はこれまで絶滅の基準になる50年を過ぎていないことを理由に、判断を見送ってきましたが、担当者は「再評価が必要な時期を迎えている」と話します。

愛媛のどこかで、今もニホンカワウソは暮らしているのでしょうか?