愛媛県愛南町は12月17日、運転免許が失効していると知りながら運転したとして、温浴施設に勤務する会計年度任用職員の女性(50代)を、同日付で減給10分の1、1か月の懲戒処分にしたと発表しました。

愛南町によりますと、この職員は9月に運転免許が失効したことに翌月、気付きました。

しかし、更新手続きのため、免許の失効状態にも関わらず、自ら運転し警察署を訪れたということです。

この無免許運転により職員は、免許取り消しの行政処分を受けました。

なお、免許の失効期間中に公用車の運転はなかったとしています。

不祥事を受け、愛南町は全職員に対し、運転免許証の管理徹底を指示しました。
中村維伯町長は「町民の皆さまの信頼を損ねる事態となり、心よりお詫び申し上げます。再発防止に全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。