松山大学に情報学部が新設されたのを記念して10日、シンポジウムが開かれ、専門家がITの活用に向け地域の連携が重要と訴えました。
「情報技術と地域貢献」をテーマに開かれたシンポジウムには、新設された情報学部の学生や自治体の関係者らおよそ470人が参加し、はじめに池上真人学長が「デジタル技術を持つだけではなく、人と社会のために活用できる人材の育成が重要」と挨拶しました。
この後、アマゾンウェブサービスジャパン常務執行役員の堤浩幸さんが講演し、「これからはAIをうまく使う時代」だとしてITの活用に向け地域の産官学民が連携する必要性を訴えました。
情報学部に今年度、入学した186人の学生は今後、プログラミングやAIについて学び、地域で活躍するITの専門人材を目指します。