松山刑務所は、15日、20代の男性受刑者が、首を吊った状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表しました。

死亡したのは、松山刑務所に収容されていた20代男性受刑者です。
松山刑務所によりますと、14日正午すぎ、巡回していた職員が、刑務所の単独室で首を吊った状態の男性を発見したということです。

発見時、男性に意識はなく、病院に搬送されたましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。自殺とみられるということです。

午前11時すぎに、職員が巡回した際には、単独室にいる男性の生存を確認していたということです。

松山刑務所は、管理体制や当時の対応に問題は無かったか、調査・検証を行うとしたうえで、「このような事案が発生したことは遺憾で、今後より一層、収容者の動静視察・心情把握を徹底して、再発防止に務めたい」とコメントしています。