品種登録されたバラの苗を許可なく増やし、フリマアプリの「メルカリ」で販売したとして、愛媛県松山市の50代の女性が種苗法違反の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは松山市内に住む50代の無職の女性です。
捜査関係者によりますと、女性は、国に品種登録されているバラ「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」を許可なく自宅で挿し木をして増やした上、フリマアプリの「メルカリ」で販売した種苗法違反の疑いが持たれています。

女性は先月、書類送検され容疑を認めているということです。

今回、苗が違法販売されていた「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」は、深みのあるピンク色の花と豊かな香りが人気で、一般の家庭でよく育てられているということです。
開発したイギリスのデビッド・オースチン・ロージズ社の日本法人によりますと、バラの品種開発には多くの試験栽培が必要で10年以上かかることもあるということです。

デビッド社の日本法人は、「登録品種は大切な知的財産だ」と説明した上で、
「大変残念で悲しいことだと感じている。
正規の販売店で購入し、本来の品質を楽しんで欲しい」とコメントしています。