愛媛県が開発した新しい高級かんきつ「紅プリンセス」の本格販売が、3月1日から始まるのを前に、各地の選果場では出荷作業が行われています。

このうち、JAえひめ南の宇和島共選場では、センサーを使って果実の糖度などを測定し、紅プリンセスの品質基準をクリアしているものが選別され、箱詰めされていました。

紅プリンセスは、紅まどんなと甘平をかけ合わせ、県が開発した新しい高級かんきつで、1日、本格販売が始まります。

去年の夏の猛暑に加えて、2月に寒波にも見舞われましたが、JAえひめ南の管内では紅プリンセスの果実に被害はなく、およそ7トンを出荷する見通しだということです。

JAえひめ南宇和島共選場・田中滝吉共選長
「皆様に満足いただける品物に出来上がりましたのでご賞味をしていただきたい。素晴らしい出来です。おいしいです

紅プリンセスは、県内の小売店や首都圏のデパートなどに出荷されます。