愛媛県伊予市は12日、公用車に設置したテレビ放送が受信できるカーナビなど一部のテレビ受信機について、NHKとの受信料契約をしていなかったことが判明したと発表しました。
NHKに修正申告し、未払い額の算定後に支払うということです。
また、今後は、カーナビを必要とする公用車の調達の際は、テレビがないものを求めることにするということです。
【未契約だった内訳】
・市名義公用車(カーナビ)…3台
・リース車(カーナビ)…1台
・他団体からの使用賃借車(カーナビ)…1台
・ワンセグ機能付き携帯電話…11台
・ポータブル型カーナビ…1台
計17台
公用車などNHK受信料が未契約の機器をめぐっては、愛媛県が2月6日、未契約だった台数が93台、未払いの受信料は811万9810円だったことが明らかになったと発表し、その後、県内の自治体でも未契約であるものが次々と判明しています。
なお、NHKホームページの「よくある質問集」には、『NHKの放送が受信可能な携帯電話・スマートフォン、カーナビ、あるいはパソコンについても、放送法第64条によって規定されている「協会の放送を受信することのできる受信設備」であり、受信契約の対象となります』『ただし、受信契約は世帯単位となりますので、一般のご家庭の場合、放送の受信が可能な受信機を携帯電話・スマートフォン、カーナビ、あるいはパソコンを含めて、複数台所有していても、必要な受信契約は1件となります。一方、事業所の場合は、設置場所(部屋など)ごとの受信契約が必要となります』と記されています。