1月の町長選で初当選し、県内で最も若い31歳で自治体トップとなった愛媛県砥部町の古谷崇洋町長が初登庁し、就任式では職員に団結を呼びかけました。

午前8時前、愛媛県砥部町役場に初登庁した古谷町長を職員は拍手で出迎え、花束を贈りました。

(古谷新町長)
「みなさん、よろしくお願いします」

早速、2階の町長室に入りいすに座ると、大きくひとつ息をつきました。

Q座ってみてどうですか
(古谷新町長)
「そうですね。正直、責任の重さというものを一番に感じますね」

そして、パソコンを立ち上げますが、どこか落ち着かない様子です。

Q いま何されてるんですか
(古谷新町長)
「この後の訓示を頭に入れようかなと。初めてみなさんにごあいさつをするので、その内容をいま整理しているような状況ですね」

それでも元アナウンサーらしい対応をみせました。

(古谷新町長)
「テレビ慣れしたコメント過ぎてよくないですかね。ははは」

この後、係長以上の職員を集めた就任式で訓示した古谷町長は、職員の団結の重要性を訴えました。

(古谷新町長)
「2万人という小さな町だからこそ、職員のみなさんの団結というものが何より大事になってきます」

6日から4年間の任期がスタートした古谷町長、町政の刷新へ改めて意気込みを示しました。

(古谷新町長)
「みなさんの期待にこたえるために、全力で自分の思いと情熱とそして行動力というのをしっかりと発揮して、町を盛り上げて、町を変えていけるようにがんばっていきたいと思います」