猛暑の影響で品薄となっている紅まどんな。販売を一時中止していた愛媛県松山市内の産直市で、12日から販売が再開され、買い求める客でにぎわいました。

12日朝のJAえひめ中央の太陽市、開店およそ1時間前からずらりと行列が。そのわけは…

平岡達也店長
「早朝よりお並びいただき誠にありがとうございます。今年は紅まどんなは品薄でこのような事態になりまして大変申し訳ございません」

買い物客の目的は「紅まどんな」。

今年は猛暑などの影響で品薄となっていて、この店では先週から販売を一時中止していました。

1週間ぶりに販売再開となった12日は、一番大きなサイズのみ200箱限定で販売され、午前8時から先着順に購入券が配られました。

先頭に並んでいた客
「並んだのは6時半ぐらい。娘に贈ろうと思っていたので良かった」


「県外の方はやはり楽しみにしてくれているから、頑張ってきょうは7時に来ました」

際立つ甘みとゼリーのような食感で人気の高級かんきつ紅まどんな。

やっと手に入った愛媛の特産品を贈り物に、という人も多いようです。


「いや~嬉しいですね。毎年これ買うの楽しみにしてるので。遠くにいる親戚とかに愛媛の宝を味わってもらおうと思って」

平岡達也店長
「こういう購入券という形ではなく、従来通りの店舗で選んでいただけるような形の販売に1日でも早くしたいと思う」

太陽市では来週前半ごろまでは一番大きなサイズのみの販売が続き、それ以降は他のサイズも順次入荷を予定しているということです。