愛媛県内小選挙区の候補者に、争点に対するそれぞれの考えを聞きました。今回は愛媛3区です。

衆議院選挙愛媛3区に立候補しているのは届け出順に、自民党の前職・長谷川淳二候補(56)、共産党の新人・西井直人候補(67)、立憲民主党の新人・越智清純候補(42)の3人です。
①政治資金のあり方は
政治資金のあり方に国民の厳しい目が注がれています。信頼回復へ、それぞれの候補が考える政治資金改革とは?

長谷川淳二候補のキーワードは「ルールの厳守、透明化と第三者チェック、国会議員本人への厳正な処分」です。
自民・前 長谷川淳二候補
「このたびの自民党の政治資金問題に対して厳しいご批判をいただいていることに、心からお詫びを申し上げます。県連会長として信頼回復の先頭に立たせていただいています。まず政治資金のルールを厳守する。そして透明化を図り、第三者によるチェックを徹底する。そして違反した場合には国会議員本人が厳正な処分を受ける。そのための政治改革、党改革に真摯に取り組んでまいりたいと思います」

西井直人候補のキーワードは「企業団体献金の禁止、政党助成金の廃止」です。
共産・新 西井直人候補
「今回の裏金問題は一議員の過ちではなく、自民党の組織的な犯罪であり、徹底的な解明が必要です。政治資金パーティー、企業団体献金を禁止します。国民1人当たり250円の税金を集める政党助成金は、自分の納めた税金が支持もしない政党へも配分されるという憲法違反であり、廃止します」

越智清純候補のキーワードは「政権交代こそ最大の政治改革」です。
立憲・新 越智清純候補
「自民党の裏金問題は政治への信頼を揺らがす大きな問題です。今回の衆院選は、政治とカネの問題からの脱却に向けた大きな転換点だと考えています。立憲民主党は、既得権益に対する手段として政権交代を成し遂げることが民主主義の健全な発展に貢献すると考えています。裏金・脱税がまかり通り、世襲政治家ばかりが活躍する自民党の古い政治と決別し、徹底した政治改革で膿を出しきっていきたいと思います」








