
――一般的には擁壁の傾きや路面の亀裂は土砂災害の予兆とも言われているが、今回は土砂災害を引き起こす可能性があるというリスクは認識していたか
「先ほどお答えしたように、きのう皆様方の夕方のニュース見せていただいて、地元をよく知る専門家の方々が、複数現地に行かれて、そして帰ってこられて、今の段階ではわからないというようなことであったかと思います。ですので、今の段階ではわからないと思っています。ですので、しっかりとした調査と分析をすることが必要であると考えております」
――土砂崩れの前にリスクについて検討した等は
「うーん、リスクについて検討する…」
――災害前から擁壁の傾きや路面の亀裂があったというふうに言われているが、土砂災害が起きる可能性があるのではないかというふうには
「道路がひび割れている、ですから我々としては早く直したい、というのは当然のことですよね。ですから『ひび割れがある、早く直したい』というのは、松山市として動いてまいりました」
――付近の住民には今年1月ぐらいからひびを見ていたという方もいるが、市としては亀裂はいつ確認していたのか
「これは現場に聞いていただかないと、そういった詳細なことはブリーフィングでよろしくお願いします」
――先ほどから工事との因果関係の部分について、きのうのニュースで専門家がこう言っていたという話を引用しているが、松山市としてはどういうふうにこれまで調査・検討してきたのか。その結果どう受け止めているのか
「これまでどう調査・検討してきた…、先ほど申し上げたように、松山市としては『道路がひび割れてます、ですから早く直したい』それがお答えになります」
――そのときに専門家とかの意見は聞いていないのか
「これについては担当に聞いてください」