深夜のホームに見慣れない車両が…現れた「マルタイの男」たち

別の日。
我々が案内されたのは西条市内の予讃線。作業に向けた打ち合わせが行われます。

雨の降る肌寒い深夜。
ホームの片隅には、またしても見慣れない車両がありました。

(JR四国 松山保線区・兵藤 道清助役)
「『マルチプルタイタンパー』通称『マルタイ』です」

――マルチプルタイタンパー?
「プラッサー&トイラー社という会社名で、プラッサーさんとトイラーさんという人が作った会社のよう」

オーストリアの重機メーカー、プラッサー&トイラー社製のマルチプルタイタンパー。なんだか色々と、ただ者ではないこの車両が、線路の保線作業に威力を発揮するそう。

線路の安全を守る縁の下の力持ちに密着です。