秋の高校野球岩手県大会は29日、県内2球場で準々決勝が行われ、春のセンバツにつながる3つの東北大会出場枠を争う上位4校が出揃いました。
一関運動公園野球場の第2試合は盛岡中央と盛岡大附属の同地区対決となりました。2回に盛岡中央がタイムリーヒットで先制しますが、対する盛岡大附属も3連続ヒットで得点するなど両者譲らぬ打ち合いになります。4回ウラ、盛岡大附属は4番・山本世波の大会第2号ソロホームランで勝ち越しますが、盛岡中央の4番・室岡大翔が5回の同点タイムリーを含む4安打の活躍。盛岡中央打線は18安打を放ち、10安打を放った盛岡大附属との打ち合いを制し8対5で競り勝ちました。
第1試合は夏の岩手大会3回戦と同じ組み合わせとなる盛岡商業と水沢工業の試合でした。試合は2回、水沢工業がタイムリーヒットで2点を先制します。対する盛岡商業は水沢工業と同じ9安打を放つも得点には結びつけることができませんでした。試合は5対1で水沢工業が盛岡商業に勝利し夏のリベンジを果たしました。