今回注目するのは、所属する多くの少年力士が2月東京で開催される少年相撲の世界大会に出場する八幡平市の相撲道場です。個人戦での上位進出が期待される中学生コンビは去年の雪辱に闘志を燃やしています。

相撲が盛んな地域として知られる八幡平市平舘にある寺田道場です。
この道場を拠点に活動する寺田相撲スポーツ少年団の子どもたちは、週に3回の稽古で相撲の技術向上を図っています。
5日の稽古では、地元の実業団で相撲に取り組む社会人力士の胸を借りて汗を流しました。
スポーツ少年団の代表を務める遠藤良貴さんの指導にも熱が入ります。

それにはある理由がありました。
11日に東京の両国国技館で行われる少年相撲の世界大会「白鵬杯」に寺田道場に所属する多くの少年力士が出場するためです。
「白鵬杯・世界少年相撲大会」は、当時現役だった元横綱白鵬の宮城野親方が始めた大会です。
15回目となる今回は、モンゴルやブラジルなど海外からの出場も含むおよそ1100人の少年力士が、個人と団体のあわせて4つの部門で競い合います。