全国的に老朽化対策が課題となっている道路や橋などのインフラを補修するメンテナンス工事を10日、岩手県一関市の高校生が見学しました。
メンテナンス工事を見学したのは、一関工業高校の土木科の1年生18人です。
この見学会は、土木技術者の確保と育成に向けて、県の一関土木センターが開いたもので、10日は県が管理する一関市中里の中里橋で点検と補修の作業を見学しました。
道路や橋などのインフラの老朽化対策は全国的な課題で、県が管理する道路に架かるおよそ2700ある橋は現在、建設から50年以上経過したものが4割ほどで、20年後にはおよそ8割にまで上昇する見込みです。
インフラ維持の担い手としての期待がかかる生徒たちは、DXを活用した最新技術などにも触れながらメンテナンス工事について学んでいました。