“キャビア”にも期待~スタートから2か月あまり 手ごたえと展望

チョウザメからは将来キャビアも

 稼働開始から2か月あまり。水耕栽培の4種類のレタスはみずみずしい葉を茂らせています。

(テツゲンメタウォーターアクアアグリ 株屋進 社長)
「順調には育っておりますが事業計画の1日1500株にはまだ届いていませんので、これからどんどん生産の数量を上げていきたいと考えております」

 運営会社の株屋進社長は一定の手ごたえを感じています。

(テツゲンメタウォーターアクアアグリ 株屋進 社長)
「徐々に生産数量も上がってきておりますし、私自身が食べてもおいしいなと感じるものができていると思っております。早くみなさんのもとにお届けしたいなと考えております」

 収穫までのスパンが短いレタスと違って、チョウザメの養殖には時間がかかります。

(テツゲンメタウォーターアクアアグリ 株屋進 社長)
「3年から5年後に魚肉。オスは魚肉ですね。それからメスはいわゆる高級食材のキャビアが取れるようになります」

 チョウザメが出荷できるようになるまでにかかる時間は最低でも3年。その時には新たなコラボ商品の開発も検討しています。

(テツゲンメタウォーターアクアアグリ 株屋進 社長)
「この大船渡市、地元にも水産会社さんがいっぱいありますので、まずそこと協業できればいいのかなというふうに考えます。せっかくの高級食材キャビアが取れますので全国に届けられればいいかなと」