SDGsにつながる取り組み~若者も入りやすい“食”産業に

 エネルギーや水の処理を専門とする会社など3つの会社が集まって作った合弁会社で取り組む新たな産業=アクアポニックスは時代の流れに沿った事業でもあります。

(メタウォーター 稲垣雄一郎さん)
「若い人にもこういった形の農業もあるんだなということを知ってもらえると、将来、やっぱり食というのは切っては離せないものですので、そこに取り組む人が出てくるっていうのも期待しているところではあります」

(テツゲンメタウォーターアクアアグリ 株屋進 社長)
「日本最大規模の施設に現時点ではなっていると思います。水を捨てない循環型の施設ということで、まさにSDGsにもつながる事業だと思っておりますので、そういった自覚をもって取り組んで参りたいと思います」

 環境に優しく若い人も取り組みやすい。なにより空いた土地を活用して養殖や農業が展開できる。新たな形の産業が被災地・大船渡を舞台に動き始めています。