魚の養殖と野菜の水耕栽培を並行して行うシステム=アクアポニックスの施設が岩手県大船渡市で稼働を始めておよそ2か月が経ちました。新たなテクノロジーを駆使して産業を確立しようとする取り組みを取材しました。

アクアポニックスパークおおふなと

 今年9月に大船渡市に開業した「アクアポニックスパークおおふなと」。開業式典には戸田公明前市長をはじめ、関係者およそ40人が出席しました。

9月の開業式典

 アクアポニックスは魚の養殖と野菜の水耕栽培を並行して行うシステムです。およそ2000平方メートルの敷地にチョウザメ最大2000匹が飼育できる水槽と、レタスなどの葉物野菜が1日1500株収穫できる水耕栽培設備が併設されています。

(大船渡市 戸田公明 前市長)
「すごい合理的な栽培方法だと思います」