岩手県人事委員会は2025年度の県職員の給与を引き上げるよう知事に勧告しました。
引き上げ勧告は4年連続です。

県人事委員会事務局によりますと、勧告では月々の給料について、4月の県職員の給与の平均が県内の民間企業と比べて1万975円下回っているとして、この差を解消するため、給料表の水準について4年連続となる引き上げの実現を求めています。

特に人材の確保に向けて30代半ばまでの若年層を重点に、初任給の月額を大学卒業程度で1万2000円、高校卒業程度で1万2200円それぞれ引き上げるよう求めています。

過去10年間と比べると、これまでで最大だった2024年に次いで2番目の引き上げ幅だということです。
ボーナスも0.05か月分引き上げて年間4.65か月分となるよう勧告されています。