盛岡秋まつり最終日の16日、盛岡八幡宮で伝統の流鏑馬が行われました。
人馬一体の技で訪れた多くの観客を魅了しました。

「よう射たりや~」
盛岡八幡宮の流鏑馬は江戸時代に家内安全や五穀豊穣を祈願するために始まったとされています。
明治末期から一時途絶えたものの、1950年に復活し今に受け継がれています。

16日は夏のような強い日差しの下、境内に設けられたおよそ400メートルの馬場を馬に乗った射手奉行が駆け抜け、3つの的に向けて矢を放ちました。的に命中すると介添奉行と呼ばれる乗り手が両手を広げて「よく射た」という意味の「よう射たりや」と言いながら馬場を駆け抜けます。

(観客は)
「あのスピードで矢を打つとか、手綱を持っていない所にすごい感激しました」

「初めて見たんですけど感動しました。(的に)あたった時の音の迫力がすごかったです」
人馬一体となって的を射る様子に会場からは大きな歓声が上がり拍手が送られていました。