盛岡市の内舘茂市長が8月、大雨の影響により自らが本部長を務める災害対策本部が設置されたにもかかわらず、翌朝まで登庁しなかったことが分かりました。
(盛岡市・内舘茂市長)
「心から反省して、絶対にないようにしなければならないと思っております」
内舘市長は14日、IBCの取材に応じました。市によりますと、8月20日午後10時5分、盛岡市に土砂災害警戒情報が発表されたのに伴い、市が災害対策本部を設置した際、職員が本部長の内舘市長に電話やメールをしたものの応答がなく、21日の朝まで連絡が取れなかったということです。公用の携帯は持ち帰っていなかったということです。
20日の午後9時ごろに帰宅したという内舘市長は、次のように説明しました。
(内舘茂市長)
「少し熱っぽかったところもあり、かぜ薬は飲みました。そのまま(自宅の)部屋で待機をしていましたが、寝てしまいました」
2024年8月の記録的大雨の初動対応の遅れを教訓に、市として体制の見直しを進めるなか、トップである内舘市長の危機管理に対する姿勢が問われています。