土地取引の目安となる2025年度の基準地価が16日公表されました。

基準地価は、都道府県が7月1日時点の土地の価格を不動産鑑定士の評価を踏まえ判定するもので、岩手県内では全33市町村の352地点で調査が行われました。
平均変動率は、盛岡市などで着工数が減少したことなどから住宅地がマイナス0.2%で2年連続の下落。商業地もマイナス0.9%で32年連続の下落ですが、インバウンドを見越したホテルの新規建設もあり下げ幅は減少傾向です。
住宅地で最も地価が高かったのは、3年連続で盛岡市本宮3丁目で1平方メートル当たり10万7000円でした。

商業地は34年連続で盛岡市盛岡駅前通の「明治安田生命盛岡駅前ビル」で1平方メートルあたり、30万7000円でした。