朝日くん、9歳です。

 20日程前、肘と太ももの骨を折り、この病院に運ばれてきました。

 「子どもらしくいられる時間」を守ることは、CLSの大切な仕事。
 入院、検査、手術。朝日くんにとって初めてのことばかりでした。

朝日くん
「(酸素マスクは)こんな感じだった!」


 この酸素マスクは、子どもが手術の前に触ることができるよう準備されたもの。
 他にも、カードを使って病院内の様子を説明したり。
 ぬいぐるみを使って処置の様子を再現したり、治療を進める上で、子どもたちに自分の身に起こることを理解してもらうことが大切なのです。

朝日くん(左)と千葉さん(右)

(千葉さんはどんな人?)
朝日くん
「優しい人」

 感染対策のため、家族でも面会は15分間だけ。この日は、お父さんがやってきました。


朝日くんの父親
「けがした瞬間は頭が真っ白になった。精神的な部分のケアとかをしてくれて、本当にすごく助かるなっていう部分と、ちょっと離れていても安心して入院生活を送ってもらえるなと」