鈴木農水大臣「令和8年産の供給量は十分な水準にある」

鈴木憲和大臣会見(先月13日)
「令和8年産の供給量は十分な水準にあるということで、21万トン買い入れしても供給に問題は来さないと判断をした」

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国は、2026年産の主食用のコメの生産量を732万トンと見込んでいて、需要見通しの711万トンを十分に上回ることから供給に問題ないと判断しました。

ただ、例年は1月ごろから入札が始まっていて、初回の入札が4月にずれ込むのは異例です。

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宮城大学(農業経営学)大泉一貫名誉教授
「1月の段階では非常に米価が高かったということで、政府米(備蓄米)は実質的に米価の底値になりますから、底値がいくらくらいになるのか政府は見通せなかった。米価のトレンド方向としてどこまでいくのか見定めて、今の時期になったということだと思う」

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また、備蓄米の買い入れ価格が、今年収穫されるコメ価格の”目安”になることから、専門家は、これまでの下落傾向にも影響が出ると指摘します。

宮城大学 大泉一貫名誉教授(13日)
「6月の末位まではですね、5キロ3500円をさらに超えて、平均価格は3000円近くまで下がってくる可能性もある。これは今の需給環境をそのまま放置すればそうなってくるだろう」

「備蓄米の入札がですね、非常に高い水準で出てくるとなると、下落傾向にブレーキがかかってきて少し高い米価水準のまま維持されることになるかもしれない」