2016年7月から2024年4月にかけて、北海道小樽市にある郵便局元局長の50代男性が、社外団体資金合計1230万円を横領したとして、懲戒解雇されました。
懲戒解雇されたのは、小樽若竹郵便局に勤める50代の男性です。
日本郵便北海道支社によりますと、50代男性は郵便局長で、2016年7月25日から2024年4月17日までの間、会計担当者として管理していた社外団体資金約1230万円を横領しました。
元局長の男性は2025年3月5日に「自身が会計担当者として管理している団体口座の現金を着服した」と申し出があり発覚しました。
社内調査に対し男性は「知人への資金援助のため横領した」と認め、全額返金しているということです。
日本郵便北海道支社は、横領の具体的な発覚経緯や社外団体については明らかにしていません。
日本郵便北海道支社の坂東秀紀支社長は「会社全体においてガバナンスの立て直しに向けて取り組んでいるところであり、再発防止を全力で取り組む」とコメントしています。