「新型コロナ“第9波”は、早ければ5月初旬、遅ければ5月中に来る」
Q.先生としては、今はまだ束の間の休息がとれるぐらいの感じですか?
(さくら総合病院 小林豊院長)
「“嵐の前の静けさ”なんじゃないかなと思っていますけどね」
Q.つまり、この後“第9波”がやってくると
(さくら総合病院 小林豊院長)
「来ると思っています。早ければ5月の初旬、遅ければ5月中には来るだろうと」

こうした中、5月8日からは、新型コロナの法的な位置づけが上から2番目の2類相当から、通常のインフルエンザと同じ扱いの「5類」に変更。国による様々な対策は縮小されます。

“空けている病床”の補償が半額に…
Q.2類から5類に移行して、病院として一番困ることはなんですか?
(さくら総合病院 小林豊院長)
「『空床確保』といって、われわれはコロナの波が来たときに患者さんを受け入れられるように、『病床を空けておいてください』ということを、国や県の方から要請されている。その代わりに『空いている病床については補償しますよ』と補助金が出ているんですが、これが5月から半額になります」
患者受け入れのため病床を空けておく代わりに、国がお金が支払ってきた「空床補償」。1床あたり7万1000円でしたが、5月8日からは半額に引き下げられます。