5類への移行 「普通の病気というのが国の指針」

(愛知県医師会 柵木充明会長)
「やはり普通の病気というのが国の指針ですので、発熱を主訴(しゅそ)として訪れるというようなクリニックは、基本的に全て見てもらう。『コロナだから診られません』ということではない」

そもそも専門病床という考え方自体、変わる可能性がありそうです。

(愛知県医師会 柵木充明会長)
「今回5類になったから、隔離は厳密にしなければいけないという訳ではない。治療の必要な人に入院してもらう方針に、病院の認識も変えていかなければならない」

愛知県「3年あまりで1兆7000億円を超える予算を使った」

最後に行政トップとして陣頭指揮を執ってきたこの人にも、3年あまりのコロナ禍を振り返ってもらいました。

(愛知・大村秀章知事)
「コロナ対策3年余りで、1兆7000億円を超える予算を愛知県だけでも使いました。とにかくやれることは全部やって、何とかようやく乗り越えてきたかなと」


(チャント! 大石邦彦アンカーマン)
「コロナ禍に入って、経済も県民の生活も打撃を受けたと思うんですけども、ここをこれからどう立て直していきましょうか?」

(愛知県 大村秀章知事)
「アフターコロナ、ポストコロナの中でですね、やっぱりこの交通、観光、宿泊、飲食…こうしたところをやっぱり盛り上げていく、これがやはり必要だなと思っています」

今後の見通しについては。

(愛知県 大村秀章知事)
「医療関係、医療機関の皆さんと協議しながらしっかりと今も作っているので、とにかくこの夏に来なければいいんですけど、第9波が仮に来たとしても、それはしっかり対応できるように頑張ってやっていきたい」