オリンピックの熱戦が続くパリ市内で、水素発電で冷やしたアイスクリームが配られました。仕掛けたのは、トヨタ自動車です。
パリオリンピック™の会場周辺で配られた、アイスクリーム!冷凍庫が付いた専用のバイクでキンキンに冷えています。実はこれ、トヨタ自動車による実証実験なんです。


アイスを冷やすバイクに差し込まれていたのは、トヨタが3年がかりで開発した、「水素カートリッジ」。その仕組みは…?
(トヨタ自動車 水素製品開発部 中村匡技術実証グループ長)
「乾電池のように交換できる水素タンク。無くなったらまた新しいものを持ってきて取り換えることによってシームレスに(途切れずに)使い続けられる」

水素で走る燃料電池車「MIRAI(ミライ)」に積まれているのは、水素タンク。この技術をさらに発展させ、持ち運びしやすい「カートリッジ」を完成させたのです。

