自転車の危険な運転が社会問題になっている中、取り締まりが厳しくなります。

6日朝の通勤時間帯に名古屋では傘を差して運転している方がいましたが、今後は取り締まりの対象になります。

真夜中の市街地を走るタクシーから撮影されたドライブレコーダーの映像には、交差点を右折したところ…目の前から現れたのは自転車が現れます。

よく映像を確認してみると、自転車に乗っている人は片手運転でスマホを持っているようにも見えます。

自転車の傘差し運転や、スマホを操作しながらの運転、イヤホンで耳をふさいでの運転など、こうした行動で歩行者の通行を妨げるなど自転車で悪質な違反をした運転手に対し、いわゆる「青切符」を交付して反則金を求めることなどを盛り込んだ道路交通法改正案が5日に閣議決定されました。

取り締まりは通勤・通学の時間帯の駅周辺など、事故の起きやすい場所を中心に行われ、反則金は5000円から1万2000円程度になる見通しです。

対象は16歳以上で、運転手が反則金を納付すれば刑事処分は行われず、違反の対象は、比較的軽微な112種類になります。