はだか祭の「なおい布」どうやって使う?
(はだか祭に参加する男性)
「参道の人にあげる。おばあちゃんとか子どもたちにあげる」
祭り当日は、作った「お守り」を参道に集まった人たちにも縁起物として配るため「さらし」とあわせて買いに来たのだといいます。

本来、この「なおい布」は祭りの「もみ合い」に参加できない、お年寄りや子どもたちが願いを書いて託す「なおい笹」の奉納で使われます。
笹に結びつけるための布で、長さは約90センチ、値段は220円です。
(平和堂 稲沢店 日比慎治郎 店長)
「ことしは(去年と比べて)150%で来ている。一番売れるのが、なおい布。今1000枚ほど売れている。『足袋やさらしも売っているか』とか問い合わせも多い。しっかり売れている」

ことしは人数制限などがなく、4年ぶりに本来の形にもどる「天下の奇祭」。
このスーパーでは祭り関連商品の最終的な売り上げは、去年の1.7倍を見込んでいます。
しかし、ここにも押し寄せる価格高騰の波が…。
(平和堂 稲沢店 日比慎治郎 店長)
「(さらしなどの)仕入れ値は上がっている。1割ほど上がっている。売価は(去年の)据え置き価格。地域への貢献や祭りに力を入れているので」
