公立鳥取環境大学環境学部 小林朋道 教授
「10年ほど同じ施設にいたわけで人間への慣れというのはあって、人間を個体識別していると思います。
ただ、繁殖期の状態は多くの動物において、すごくアグレッシブになります。だから、知っている個体、いつもは友好的に接する相手でも、攻撃することはあると思います」
たとえ長い期間シカを飼育をしたとしても、ペットのようになつくことは無いといいます。
全日本鹿協会 小林信一 事務局長
「私どもも約10年間、子ジカの頃からシカを育てていたんですけど、最終的にペットのようになつかないんですね。やはり最後まで野生動物だったと思います」

また、野生のシカを見かけたときにも、極力刺激をしないよう、注意が必要です。
公立鳥取環境大学環境学部 小林朋道 教授
「適度な大きさで動くものに対しては、アグレッシブに攻撃してくる可能性があります。人間からは見えない状態でシカが見つけて、攻撃してくる場合もありますから、十分気を付けてもらえればと思います」