飼い主
「特に変わったことは無いんですけど、高齢犬なので、定期的にこれからお世話になりたいと思って。」

この日、まずやってきたのは14歳のオスの犬。
高齢のため、定期的に検診をお願いしたいとやってきました。体に問題がないか順番に確認し、爪切りをして終了です。
続いてやってきたのは、生後2か月のメスの猫。混合ワクチンを接種するために来院しました。

「噛んだりしませんか?」
「噛みます、すぐ噛みます。甘噛みに近いですけど。」
「この子しかいないですよね?猫ちゃんは。だいたい甘噛みをするんですけど、普通は兄弟で噛み合って痛さを調節したりするんです。ただ、それが相手がいないと加減が分からなくてものすごい痛い時がある。そういうときは、こっちもちょっとつねったりとかして、”今の痛いよ”って教えてあげる。この猫も”今の痛かったんだ”って学んできますので、そういう風にしてあげてください。」
ここで診察にあたるのは、獣医師の藤井浩平さん。実は、米子市にある動物病院でも院長を務めています。
なぜ、山あいの町に、新たに動物病院を作ったのでしょうか。