4日午前10時5分頃、島根県安来市の山林で火事が発生し、男性1人が顔面熱傷等を負い、救急搬送されました。
サバイバルゲームで使っていた発煙筒が燃え広がったものと見られます。

安来警察署によりますと、火事があったのは島根県安来市広瀬町東比田の山林で、鳥取県境港市に住む男性(30代)が仲間とサバイバルゲームをしていたところ、使用していた発煙筒の火が周囲の山林に燃え広がっているのに気付き、110番通報しました。

火は山林およそ920平方メートルを焼いて、4時間50分後に消し止められました。
この火事で境港市の男性(30代)が顔面や腕などにやけどを負い、救急搬送されました。

当時サバイバルゲームは、約20人でプレーされていて、発煙筒はペール缶に入れられていましたが、何かの拍子で缶が倒れて発煙筒が外に出て、火が燃え移ったとみられるということです。

警察は、境港市の男性(30代)から事情を聞くなどして、火事の詳しい原因や山林の所有者などを調べることにしています。