銭湯や温泉など、公衆浴場での子どもの混浴年齢を見直す動きが進んでいます。
鳥取県・島根県の現状はどうなっているのでしょうか。

 
1月、ある小児科医のツイートが議論を呼びました。

SNS投稿
「『11歳の女の子と混浴できて穴場』という言葉に衝撃を受けた」

投稿したのは自身も3人の娘を持つ、小児科医の今西洋介さん。
漫画「コウノドリ」の医療監修も行う医師です。
一体、どんな思いで投稿したのでしょうか。

小児科医・新生児科医 今西洋介さん
「お風呂とかそういう場所って、かなり小児性被害の現場になっているという指摘があって、小児性加害者とも話すことがあるんですけど、加害者と話した時に『11歳まで入れる都道府県に行くと女の子と一緒に入れる』ということを言われたことがあって、衝撃的だけど全然世の中は知らないことだと思いツイートしました」

小さな子どもを連れて公衆浴場などに行く際、お父さんが娘を連れて一緒に入浴するケースなどはよくあります。

子どもを持つ親は混浴年齢について、どう考えているのでしょうか。街で聞くと…

子どもを持つ親
「女の子だと色々心配があります」
「小学生までかなと思っています。私もちょっと男性の所はやめたほうがいいと思って、子どもは私と行ったりするようにしています」

そもそも何歳までなら混浴がOKなのか、何か決まりはあるのでしょうか。

鳥取県米子市にある温泉浴場の場合は…

小崎純佳キャスター
「大浴場の入口、注意書きのところに、8歳以上の男女は混浴できませんと書かれています」

OUランド 大草了介 総支配人
「鳥取県の条例で制定されているので、当館もそれに従って8歳でやっています」

鳥取県では7歳までと条例で決められています。
ただ、身長制限に関する規制などはないということです。

一方、島根県は…

島根県薬事衛生課 古割公二さん
「公衆浴場法施行条例を定めていますが、その中で混浴年齢についての規定は設けていません」

島根県の条例には、そもそも混浴年齢に関する記載がないため、厚生労働省の指針を参考にしているとのこと。
実はこの厚労省の指針。おととし、変化がありました。

島根県薬事衛生課 古割公二さん
「公衆浴場における衛生管理要領が令和2年12月10日に一部改正が行われ、「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」に改正されました」

年齢制限の改正は実に70年ぶりのことでした。