藤井獣医師
「了解です。じゃあもう少ししたら行きますので。」
「往診が入りました」

Q.時間が合えば往診も?
「今お電話いただいたのはヤギみたいで。さすがに連れてくるのはあれかと思って、ここから10分ぐらいみたいなので行ってみようと思います。」

診察に必要な器具や薬などを準備して、患者のもとへ。

ヤギの飼い主
「1週間から2週間前に、このヤギとこのヤギが小さいワラビを食べた。ワラビはだめ。すぐゲロ。」

ヤギが食べると中毒を起こしてしまうというワラビを、放牧中の子ヤギが食べてしまいました。
さらに、数日間続いた嘔吐の際に首を振り続け、首を痛めてしまったといいます。

藤井獣医師
「食欲はありますよね?下痢をしたりとかはないですか?じゃあ完全に神経症状ですね。」

痛み止めを処方し、症状の回復をみることになりました。

必要とあらば一人でこうして往診を行う一方で…
オープンしたばかり、山あいの町、週に一度の動物病院は、まだ、絶え間なく患者が来るという状況ではありません。
いつ訪れるかわからない患者を気長に待ち続けることもあります。

すると、メスの猫が飼い主に連れられてやって来ました。口内炎を患っているそうです。