9日に投開票が行われた鳥取県知事選挙で5回目の当選を果たした平井伸治知事と同姓同名、大阪生まれの「平井伸治」さんが、同じ日に投開票が行われた鳥取県議会議員選挙の鳥取市選挙区で初当選しました。
本人も市民も、驚きの当選です。
鳥取県議選鳥取市選挙区で初当選したのが、無所属の新人で知事と同姓同名の平井伸治さんです。

鳥取県議選鳥取市選挙区で当選 平井伸治さん
「自分でも驚いているという表現の方が正しいんじゃないでしょうか。想像以上にたくさんの票を頂いた現実に、私自身が認識できていないというところですかね」
定数12の県議選鳥取市選挙区には13人が立候補。落選する1人は、議員としては何の実績もない平井伸治さんではないかと、多くの市民が思っていたようです。
市民は
「びっくりしました。あの人落ちると思っていたから、結果も見ていないくらいだったから」
「自分にもそれだけの負託があったということを、自覚を持って県議として働いてもらうしかないと思います」
「ちょっと面倒くさいですね。平井知事に負けないようにがんばって、良くしていって欲しいですね」

平井伸治さんは大阪生まれの54歳。
今回出馬を決意したのは、鳥取市選挙区の無投票を避けるためで、選挙カーで政策を訴える普通の選挙運動は一切せず、SNSの発信だけの戦いでしたが、結果は3613票を獲得。
鳥取市長や参議院議員を務めた竹内功さんを抑えて、13人中12位で当選となりました。