医療的ケア児の就学先 選択肢広げる
恵美里ちゃんと晶子さんの一歩は、医療的ケア児の就学先の選択肢を広げました。
博愛こども発達・在宅支援クリニック 玉崎章子 院長
「他の医療的ケア児の中でも、地域の小学校に行きたいなって声は聞いております」
長年、恵美里ちゃんと向き合ってきた主治医の玉崎章子医師は、今の恵美里ちゃんの体調について、こう話します。

博愛こども発達・在宅支援クリニック 玉崎章子 院長
「体調に大きな変化はないです。ないっていうことが逆に良いことかなと。体調が良いから学校に行けるではなくて、学校に行くことで彼女がより元気に過ごすことができているっていうことかなと思います」
念願だった小学校生活は、恵美里ちゃんと晶子さんの生活も一変させました。

恵美里ちゃんの母・晶子さん
「他の子どもたちとの交流もあって、子どもの声を聞きながら、恵美里ちゃん歯が抜けたかって言われながら、一緒に過ごしているのを見て、羽合小学校に行けて本当に良かったって思っています」
今、晶子さんが願うこと。それは…。

恵美里ちゃんの母・晶子さん
「恵美里だけ特別ではなくて、医療的ケアがある子どもたちも一緒に通える権利というか。そこに繋がったら良いなと思います。一般の学校に行きたいって思う子どもたちが皆行ける、問題なく行ける、そういう社会になってくれたら良いなと思います」
恵美里ちゃんと晶子さんの挑戦は、まだ、始まったばかりです