本と喫茶のゲンショウシャ 高田率さん
「そもそもこのカレー屋やってるのも私飲食店やってきたわけではないので移住して始めたんですね」
デザインの仕事の傍ら2年ほど前にこの店を始めたという高田さん。
今でこそ10以上の飲食店が集まりイベントができていますが、以前はというと…。
本と喫茶のゲンショウシャ 高田率さん
「飲食店っていうのも1つくらいしかないのが温泉津の印象。ちょっと前の温泉津を知ってる方がたまに来るとびっくりされますね。」
実は飲食店が増えたのはこの数年のこと。年々人口が減り、今では1000人にも満たない小さな町ですが、高田さんのように移住してきて新たに店を始める人が多いそうです
本と喫茶のゲンショウシャ 高田率さん
「非常に入りやすくしてくれてる移住者に対して。何にもないじゃんってよく言われるんですけどそれがいいなと思うのもあるし」
「自分らのお店に来てほしいってのもあるんですけどそもそも温泉津に来てほしいっていうのがみんなの思いとしてあるので飲食をきっかけに来てくれることが僕らもうれしいし町も嬉しいだろうなということでこういう企画をやってる」
客を奪い合う商売敵ではなく、移住者同士、飲食店同士で協力することで、廃れつつあった町に賑わいを生み出したい。
このイベントにはそんな思いが込められています。
復活ののろしとなるのか、「温泉津麺WEEK」は2月14日から28日までの開催です。