COCONに学校が終わったあとの小学生がやってきました。
宿題を広げると、スタッフの大学生がさりげなく手伝います。

駄菓子を買う若い人の姿もありました。
列車を待つ高校生にも、おしゃべりがしたい高齢者にも、気軽に立ち寄って欲しいという考えは、出店期間の1か月の後半を迎えて少しずつ実現されてきました。

NPO法人ふふや 岩渕壮一郎 副理事
「(学生たちは)当初は頼りなく心配なところもあったんですけど、自分達で一生懸命考えて、どうすればこの居場所が作れるかということに関しては少しずつですが成長していますので。」
大学の夏休みの終わりとともに、COCONは9月30日で一旦閉店。
そして、しばらく充電期間をおいた後、12月頃再びオープンする予定です。
もっと居心地がよくて、ほっとできる場所にしたい。
清水さんは、すでに充電期間の過ごし方を思い描いています。
COCON 清水愛結 代表(鳥取大学地域学部2年)
「若者っていなくなるよねって見られてて、そうじゃないんだよってことがお伝えしたくて、だから私たちができるのが充電期間を使ってより多くの商店街で活動されている方々とお話をする、高齢者の方々とお話するというのをこの充電期間にやってみたいなと感じています。」

学生の行動力と自由な発想が、古くからの商店街に新しい風を吹き込みました。
みんながほっとできる居場所が再オープンの時にどうなっているか、期待が膨らみます