東京大学博士号取得 民内利昭さん
「簡単に言うと、身体全体を使ってうまく走っています。今までの短距離走ですと、胴体を完全に止めて、固定して手と足を振るという状況で走るのが日本の主流だったと思うんですが、これを体の上体をうまく使うことによって、体全身を使って前へ進ませる」

体の中心を固定して手足だけを動かすのではなく、体全体を動かして走るのが三好さんの走法。
そこで今回、米子高専は三好さんの走っている姿を撮影し、その映像をAIを用いて解析。なぜこのフォームで速く走ることができるのか、三好さんの体の動かし方を数値化しようと研究を始めています。

米子高専 専攻科2年 矢田ほのか さん
「スマートフォンで撮影した映像から、いろんな関節の角度を計算したりだとか、伸展角度を計算したりだとかして、ユーザーに自分の走りがどんな特性を持っているのかというのを提供できるようなサービスを目指しています」